弥生月の子守唄      キミイロセツナソング。

今　旅立ちの時　一人立ちの時
小さな贈物　持って行っておくれ
邪魔にはならないさ　君を守る歌
挫け負けそうになった　君を守る歌

ある日俯きながら　きっと　こう話すんだ
「思ったよりも遠く、悲しい道だ。」と
「手のとどく場所には、真っ暗闇があり、
　油断すると直ぐに足を掬われる。」

「曖昧な優しさで大丈夫」だなんて
僕が一度でも言った事を覚えてるかい？

弥生月の子守歌は　揺るぎない歌
真っ暗闇の中　先に進めずに迷った時に
過ぎ去りし時の流れに逆らわずに
変わる事のないこの歌を口ずさめばいい

何通りの答えがあるのだろう
方程式には填まらない答えもある
簡単に割り切れる答えだってあるし
割り切る事の出来ない答えだって多いし

くり返し道なき道を　歩いているだろう　ほら
振り返れば　そこに道は出来てるよ

傷つき悲しみを乗り越え　笑う人は
輝くんだよ　たくさんの痛みを知っているから
恐れずにぶつかって行け　無駄じゃないよ
ずっと言ってただろ？ どんな時も格好つけるなって

そこの迷子の君よ
その足で大地を踏みしめ行けよ
目を逸らさず闇を見ろよ
その手で掴めよ 指さすものを