キミコエメロディー      くれぱす帳

揃った前髪を隠して切りすぎた と頬を染める
下手くそだよ と言いながら笑顔で歌ってた
僕はそんな君を愛しいと思ってて
透き通った君の歌を聴くのが好きで

あの時すぐに見送らなければ　君の声聞けたかな？
さっきまで笑ってたのに　なんでこんなに冷たいの？

今君の声が聞けるならすぐにでも飛んでいきたい
君は遠くの空に溶けて色を失った

悲しくも時間は進んで僕は一冊のノートを見つけた
可愛い字で書かれてるのは僕が好きな唄

どうしていなくなったの？問いかけてばかり
こんな僕は見たくないかな？ごめん 今だけだから‥

今君の頬に触れたくなって手を伸ばしてみた
空気がちょっと暖かくて触れた気がした

君の声を忘れないようにノートに書かれた
君の唄を下手くそだけど歌い続けるよ
いいかな？